CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常

詩 〜生涯〜

遠方に光が見えた。
光を目指して走ったが、
たどり着いて見れば人のいない停留所。
止まることもなく過ぎ去って、
再び明かりのない街路樹の道を行く。
人の世の愛もまたよろずの夢を抱いてその日を待つが、
たどり着いてみると夢は生活に取って変わられ、
変わらず人としての生涯を歩み続ける。

歩く者たちを追い越し、
向かいから走りくる者とすれちがい、
反対の道路を走る者としばし並走しては曲がり角で瞬時に互いに見失う。
人はひと時の間共存し、
影響を与え、
また各々の道を行く。
ただ神だけが生涯寄り添い、
永遠に別れることなく生きていく。

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。