CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常
日常

過ぎた日を考えながら、マトンプラオを食べました!

マトンプラオは、スパイスや干しブドウ、骨付きのマトンと一緒にご飯が炊きあげられた、ほんのり甘い風味の炊き込みご飯です。インドやパキスタンなどで家庭料理として良く食べられています。今週のある在宅勤務の日、聖殿の並びにあるインド料理のお店に食べに行きました。美味しかったです。

学生時代、インド人の教授にお世話になっていたことがあるのですが、プラオを頂きながら、インドを訪問した時のことを思い出しました。

当時、インドのある裁判の制度を研究していたのですが、国内には先行研究が僅かしかなく、論文を完成させるためには現地に行って資料を入手するしかない状況でした。といっても、インドに何のコネもあったわけでもなく、また、周囲にこの分野に詳しい人もおらず、私は途方にくれていました。

ひたすら神様に祈っていたある日、この分野に詳しく、私の研究指導をして下さる教授を紹介して頂くという奇跡的な幸運に恵まれました! メールで挨拶をし状況を説明すると、すぐにお返事を返して下さり、「まずはインドに来なさい」と招かれるようになりました。そこで、急いでインドへ飛ぶ便を予約し、スーツケースに荷物を纏めて出発したのでした。

初めてのインドは蒸し暑くて、どこもかしこも人だらけで、人の声やクラクションの音がうるさかったです。その日は予約してもらっていた研究者用のホステルに泊まりました。

翌日、図書館に行くと、一角に大量の書物が積まれていました。何とそれらは教授が私の研究のために集めておいて下さった書籍やジャーナルや判例でした。神様が私の祈りに答えて下さり、教授を通して集めておいて下さったのでした。普通は資料収集だけでも1年かかると言われているのですが、神様の力で何の苦労もなく資料収集を終えることができました。大量の資料のコピーも教授の助手の方がして下さることになり、私はその間、楽しく市内観光に出かけました。

祈りは仕事だと先生は教えて下さいました。私が捧げた祈りは小さなものでしたが、神様はしっかりと受けて下さり、大きく答えて下さったのでした。

インド滞在期間中は指導を受けたり、観光に連れて行って頂いたりと主と共に恵み深く過ごしました。しかし、調子に乗って現地の人たちと同じペースでスパイシーな料理を連日食べ続けたため、帰国の日はトイレから出ることができなくなってしまったのでした。(具体的なことは言えません。察してください。)

ABOUT ME
あおぞら
早稲田在住。会社員。好きなことは神田川沿いを走ったり歩いたりすること、バレーボールとサッカー、教会の人たちとのお出かけ、母とのおしゃべり、食べること、料理。