CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常
日常

復活祭

新しい部屋から窓の外を眺める。
雲一つない青空と、
下に堆積する分厚い雲の海。
その上端は、
見事に空と雲を切り分けながら
緩やかな斜面を描いていた。
「雪山だ」と言って、
母に写真を送る。
母は「素敵だ」と、
それを信じた。

快晴の空から
突如として大量の雪が舞い降りる。
雪が降り注いでは止み、
また降り注いでは、
一瞬にして姿を消す。
桜も散りかけた四月、
晴れやかな春の日の雪を見た今日は
復活祭の連休の最終日。

彼はひとたびご自身を生贄として捧げられ、
時代の罪を贖うことで
歴史を飲み尽くそうとした暗闇を切り裂かれた。
罪びととして死に、
霊獄に行かれ、
三日の後に甦ると
輝く霊をもって昇天された。
「私はまた来る」。
それから二千年、
主はまた来られ、
新たな時代に私が会った。

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。