CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常
日常

神の使い

仕事がひと段落し、
今日もまた外で走ろうと、
寝室を出てしばしの間トイレに入る。
用を済ませ、扉を開けて廊下に出る。
すると、見よ、
隣の家の猫。
その場所は、
一軒家の二階。

猫は鳴き声を上げる。
私は動揺しながら猫に問う、
「なぜあなたがここにいるのか」。
猫は鳴き声を上げる。
私は近寄る。
猫は階段を駆け下り、
開いていた玄関の扉から外へ出る。
私は玄関まで後を追い、
開いていた玄関の扉を閉める。

数時間もの間、
扉が開いていることに気づかなかったのか。

神に問う、
あれは何のしるしかと。
悟ったことが一つ、
いや二つあった。

一階は台所にリビング、
すなわち公の場。
二階は寝室、
すなわち私的な場。
私の心が不用心ゆえ、
悪魔が音もなく心の隙に入り込むのだ。

実家に残してきた猫が病を患い、
しばしの入院の後、
治療の場を家に移したのはつい昨日。
彼のゆえに神に祈り、
彼が寿命を全うすることを私は願った。
「再びあなたの寝室で
彼が鳴く姿を見るであろう」。
実家を思えば、
私の寝室が二階にある。
全能な神が与えられた、
癒しのしるしに相違ない。

神は人の日常のうちに
万物をもって語られる。
神は語る。
人は知らない。
メシアが語る。
人は分かる。
それゆえ神は、
歴史の中で預言者を送り、
時代が来ればメシアを送り、
人が神を知り、
愛を知り、
神を愛し、
神と共に永遠に暮らすようにと
語られる。

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。