走り始めると背中が痛んだ。
久しく走っていなかったゆえだろう。
寝台の上での生活は起き上がったとしても腰が沈み、
背中を痛め、腰を痛める。
私には布団が合っている。
人は結局生まれ育ったところで暮らすのが楽なものだ。
背中も痛み、脇腹も痛む。
思わず足の運びが小さくなる。
だからと言って止まるだろうか。
次はいつになるか変わらない。
機会は問題と共に来るものだ。
人は自らの時を鑑みる。
しかし神の時は知ることがない。
神の時を守る人、
彼と共に働いたとき、
自分も図らずも神の時を守ることになる。
彼と共に走ろう。
彼と腕を組みながら。
痛みはそのうちやわらぐだろう。
痛みに思わず顔をしかめ、歩みが遅れても、
彼に引っ張られることで前に進む。
聖霊も私の横で走られる。
鷲がひもで私を引っ張って、
天使も私の背中を後押しする。
いつの間にか背中の痛みは消え去った。
脇腹も痛くない。
体がほぐれ、気持ちの上ではペースが上がる。
家の前の曲がり角を曲がり、
駐車場まで駆けていく。
今日も偉大な勝利を神が賜ったのだ。
CGM New Harmony Church 動物たちの愉快な日常