CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常

詩 〜恵みの雨〜

燃え盛る山
幾日も
多くの群れ
力を尽くし消そうとしたが
炎の脚は
人を尻目に駆け巡った

自然を前に
人は黙し
心を騒がせるばかりであった

しかし人が目を上げ
神に祈ると
神は雲に命じられ
空は水を出し
山を濡らして
いつしか煙だけがかすかに昇った

静寂の中
神の声だけが
天地に響いた

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。