CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常

詩 〜新婦一人〜

幾万の働き人より
新婦一人がいればいい

千人の妻をめとっても
一人の女子をも得ないなら
共に暮らす意味はどこにもない

しもべの歴史四千年
人は神に従順し、
子女の歴史二千年
人は神を慕ったが、
神が人を花嫁として愛する心
分かる人がいただろうか

愛するから
多くを助けるが
人はそれに気付かない

そうして愛するから
共にする人だから
心を置いて
人に託す

しかし人が大変だと放り出すとき
神は人が愛を知らないと嘆かれる

人が一人でやるのを楽しむだろうか
人が共にしてほしいと願うとき
喜んで引き受けないだろうか

神は神として
人は人として
各々やるべきことがあるが、
神は余裕をもって行われ、
人は息せき切ってようやくこなす

余裕がないと言うのか
忙しいと言うのか
その仕事
一緒にやってほしいとは言わないのだな

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。