CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常
日常

同行

すらりと背の高い母親に、
その膝ほどの背丈の男の子。
母親も大きいが、
子供も小さい。

二人が同じ歩調で歩むゆえ、
一周して戻ってきても、
いまだ同じ通りに姿があり、
変わったことはというならば、
反対の歩道に立っていることだろうか。

神の前では、
人もまたあのようなのだ。

人の千年が、
神の一日。
人と共に歩みながら、
一日が緩やかに過ぎていく。
愛するがゆえ、
その御手を離すことをなさらない。

肉ゆえに心が流れ、
肉ゆえに体は疲れをおぼえる。
考えこそ神になれるが、
それでいて鈍くもろい人間を
獣たちが付け狙う。
一人無防備に歩いていれば
たちまちその霊はさらわれて、
その肉は愚かな考えにふけり、
行いもまた神と遠く離れていく。

それゆえ神も気をもみながら、
人がご自身を探すことを願われる。

永遠な主権者が臨むその場に、
どうして獣が立ち得よう。
光の燦爛たるただ中に
闇は出ていくことすら叶わない。

共に歩み、
共に話し、
さまざまな苦境にも打ち勝ちながら、
神と人が
勝利と繁栄の歴史を築いていく。

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。