二月に入りましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
この前は関東でも雪が降るという予報がありました。
予報通りに夜、雨が降ってきたので(このまま雪になるのかな)と思われましたが、雪にはなりませんでしたね。
僕はよく自転車に乗るので、雨や雪の予報にはいつも注意しています。
雪の予報を見ながら、自転車には乗らないで移動しようと思いました。
そして考えました。
(こんなふうに、もっと長いスパンの予報があればいいな)
5年10年、もっと長い目で見た予報があればいいのになと思ったんです。
私たちは、春夏秋冬の予報はわりと正確に把握できます。
天気予報を見たり、ニュースを見たりしながら、今日は寒いから上着を着よう、雨だから傘を持って行こう、洗濯しないようにしようなどと考えます。
そんなふうに、もっと長い期間でものごとの予報があったら良いと思いませんか?
固い言葉を使うと、「時代の流れ」そういうものを知る方法があればいいなと、僕は思ったんです。
聖書にはこのような成句があります。
「イエスはまた群衆に対しても言われた、「あなたがたは、雲が西に起るのを見るとすぐ、にわか雨がやって来る、と言う。果してそのとおりになる。 それから南風が吹くと、暑くなるだろう、と言う。果してそのとおりになる。 偽善者よ、あなたがたは天地の模様を見分けることを知りながら、どうして今の時代を見分けることができないのか。」
ルカによる福音書 12:54-56
イエス様が人々に対して強めの説教をしているシーンです。
天気は予報できるのに、なぜ新約時代が始まってるのがわからないのか、と言っているんですね。
この後の歴史を見ると、キリスト教がすごい勢いで大きくなっていくので、イエス様が説教されたその時は、時代が移り変わるちょうどその時だったわけです。
しかし、当時はイエス様一人で頑張っているようなものでしたから、みんな時代の節目だということに気づけなかったんですね。
こうした時代の流れを知ることはとても難しいことです。
今、私たちは時代が大きく変わっているという実感はありますが、果たしてそれがどこに行くのかはよくわかっていません。
まるで、これから雨が降るのか雪になるのかがわからないように。
わかれば、それに備えておくことができますよね。
そんなふうに、時代の流れがわかったらなー。
そんなことを、天気予報を見ながら思いました。