CGM New Harmony Church

動物たちの愉快な日常

詩 〜愛と赦しと寛容〜

働く中
傲慢な顧客
日和見主義で
貪欲で
強権的な上司
耳をふさいで声を上げる者に耐え忍び

外国に行き
夜も騒ぎ
ドアを閉めず
電気を消さず
時に便を流さず
片付けられない同居人に耐え忍び

引っ越しをして
愛する人の道に合わせて目をつぶり
誤解されて見くびられ
誤解されて憤られ
「言うな」
そうささやく天の声に言葉を飲むも
目的と願いが合わず
己の選択を疑うこともし
引くに引けぬ道
愛する人に喜ばれようと
反応も学んで今に至った

耐え忍ぶたび
重厚さを増しつつ
新たな場所に移されて
ふと気付くと
自らの人格
磨かれた岩のようになり
自らの道
壮大な山のようになった

創造者は
その御手の創られたものを顧みて
日夜恩恵を賜うことを休まれない
しかし人は戒めに背き
約束を忘れ
自らの生を生きることに溺れて
炎のような目で見つめられる彼を知らない

尊厳を傷付けられながら
愛を成すため彼は懲らし
人が悔いると
その一瞬の悔い改めをもって赦されて
恵みを賜い
人の心をご自身に取り戻された

人がいかに背けど
彼が赦さずして
愛を成すことは叶わないのだな


赦し
寛容をもって創造者は歴史を広げ
彼を映して創られた人もまた
これらをもって
彼と歴史を広げるのだな

ABOUT ME
マシュー
自分の持っているものを使いたい。神様のために生きたい。それが小さな自分にもできる大きなこと。「この人生を後悔のないように生きるにはどうしたらよいのだろう」と、かすかにくすぶる火種のような、ささやくそよ風のような一人の地球の民。